
SIPAロータリー式ブロー成形機で適切な加熱を実現するために
もしPET製品の生産に携わったことがあるなら、不均一な加熱という問題がどれほど厄介かご存知でしょう。ある時はすべてが正常に見えていても、次の瞬間には壁厚が不均一になったボトルや、最悪の場合は完全に壊れてしまったボトルができてしまいます。
SIPAロータリー式マシンを使用し、Nissei ASB 70DPと同じ性能のランプに交換する際、最も重要なのは出力のマッチングです。これは些細な問題のように思えますが、もしランプのワット数や電圧が5%でもずれていると、問題が発生します。その結果、プリフォームの一部が過度に加熱されたり、逆に冷却されたりして、品質が低下してしまいます。
出力と電気的な側面について
私たちは、Nissei ASB 70DPと完全に同じワット数や電圧を持つランプを製造しています。なぜかというと、100%の出力マッチングによって、オーブン全体で均一な加熱が実現されるからです。
しかし、もしワット数が低いランプを使った場合、PLCは設定値を達成しようと必死になります。その結果、ヒーターは100%の負荷で動作し続け、本来よりも早く壊れてしまいます。
電圧も同様に重要です。電圧が不安定だと、赤外線の放射も変わってしまいます。そうすると、プラスチックは本来通りに熱を吸収できず、ブロー成形時のプロセスが乱れてしまいます。
クォーツと簡単な取り付け方法
私たちは高純度のクォーツガラスを使用しています。なぜなら、この材料は急激な温度変化に耐える必要があるからです。クォーツガラスは、そのような状況でも割れないようにしなければなりません。
また、標準的な産業用コネクタを使用しているため、簡単に交換できます。配線の修正やランプホルダーの調整などは不要です。
短波長の赤外線がここでの鍵となります。これにより、PET材料の奥深くまで熱が届きます。つまり、プリフォームの表面を焦がすことなく、処理時間を短縮できるのです。
実際の現場でのアドバイス
高出力の赤外線ランプは大量の熱を放ちます。そのため、反射器の清掃には細心の注意が必要です。ほこりや油が溜まると、熱が再びランプ内に戻ってしまいます。そうすると、クォーツガラスが歪んだり、フィラメントが壊れたりしてしまいます。
また、冷却ファンも確認してください。十分な冷却能力がないと、オーブンの内部が過度に高温になってしまいます。